平成徒然草

つれづれなるままに、感じたことを書くブログです。

シルバーシート

シルバーシートに座りたい。仕事で疲れて、何も面白くなくて、本当に今日は嫌だなぁって思った時に、本当にぐったりしてる時がある。そんな時は、シルバーシートに座ることを許してほしい。

 

年配のリタイヤした方が、登山服を着て、しゃきっと立っていたりすると、対照的に疲れ切って座ってる僕の方が、よほど優先席に向いているような気がする。こんなこと言ったら不謹慎なんだろうなぁ。そう思って僕は今日も、シルバーシートには座らない。

 

疲れ切ったサラリーマン専用車両というのを作って欲しい。1ヵ月にいっぺんでもいい。ゆっくり座って帰りたい。

 

そういえば最近、グリーン車と言うのが通勤電車にもできた。グリーン車以外の車両は、すし詰めなのに、グリーン車だけは、お客が悠々と乗っている。なぜお金を持ってる人は、こうも優遇されるのだろう。本当にがんばっているのは、むしろすし詰めになっている、若者なんじゃないだろうか。若者にもっと敬意を。

 

でも、1番座りたいのは僕だ。仕事嫌いの僕は、いつもぐったりしている。

通勤電車

通勤電車が大嫌いだ。

 

人はなぜ通勤電車に乗るのだろう。ぎゅうぎゅうに押し込められ、嫌な仕事に向かう。苦痛な場所に向かうのに、苦痛な思いをする。そんなことが日々行われている。

 

ぎゅうぎゅうに押し込められて、途中でお腹が痛くなって、トイレに行きたくなって、途中の駅で降りる。

 

そうすると、大の方に行列ができていて、もう行列といっても、2人ぐらいなんだけれども、それがなかなか進まない。あの時ほど、自分は一体何をやってるんだと思う事は無い。

 

あれだけ早くしろよと思っていたのに、自分がいざ、ウンコをもよおす時になると、うってかわってゆっくりやろうと思う。あの時ほど人間の性というか、自分さえよければと言う部分が、出る時は無い。

 

大体お腹が痛くなってまで、なぜ人は職場に向かうのだろう。働かなくては生きていけない。本当に悲しくて辛くてやるせないことだ。

 

なぜ多くの会社は、9時にスタートするのだろう?誰もそのことに、疑問を持つ人はいないのだろうか。9時半とか、10時とか、少し時差があれば、電車も空いているだろうに。みんな同じ時間めがけて、都心に向かう不思議な行為。

 

中でも、東京の西側を走る電車は、ありえないぐらい、混んでいるらしい。なぜそんな辛い思いをしてまで、人は世田谷区に住みたいと思うのだろうか。きっと世田谷区の人は、電車なんか乗らないのかもしれない。世田谷区の人に遣えている、召使たちのすし詰めの移動を、世田谷区の人はどう思っているのだろうか。

 

僕は世田谷区に住んだことがないからわからない。召使いと言う名の、サラリーマンが住む街が。僕の寝床だ。

 

仕事が好きと言う人が信じられない。

仕事が好きで仕方がないと言う人に会うことがあります。

 

そういう人に会うたびに、その人は本当に仕事をしているんだろうかと疑います。

 

そもそも人はなぜ仕事をするのでしょうか?

 

それは相手の不便や不満、めんどくさいを解消するためです。

相手が不便でも不満でもめんどくさくもなければ、それは自分でやるはずです。

 

仕事として回ってくるのは、それを自分でやるのは嫌だからです。だから仕事と言うのは嫌なものなのです。嫌な仕事をしなければ、本当の意味でお客さんを満足させる事はないと思っています。

 

私は、仕事を通して人は仲良くなる事は絶対にないと思っています。

だから仕事で出会った人は、社内であれ社外であれ、親しくなる事はありません。

 

なぜなら、仕事で仲良くなる人と言うのは、嫌なことをやってくれる人であり、結局その人にとって都合のいい人だからです。だから、お客さんに、あなただけは信頼できるよと言われると、本当に嬉しくありません。

 

だから私は、仕事が好きと言う人は、人のめんどくさいことや嫌なことをやっていないのだと思います。上っ面でただ仕事らしきことをやっているだけで。

 

でも実際、仕事が楽しいと言いながら、うまく立ち回っている人を見ると、本当に自分にもそんな素質があればいいなと、嫉妬を覚えます。自分にはそんな素質が無いから、ひたすら相手に応えるために、嫌な仕事を黙々とやるしかないのです。

 

いつか、報われますように。いつか、報われますように。

第二弾 NHK大河ドラマ「いだてん」がスーパーつまらない。

「いだてん」がつまらない。

 

2話の半分くらいで、見る気が失せてしまった。

本当につまらない。

 

それにしても、なぜこんなにつまらないのか。

今までの大河ドラマと共に考えてみることにした。

 

まず、ここ13年間の大河ドラマラインナップ。

 

×が途中で見飽きたもの。

〇が最後まで見たものである。

 

いだてん ×

西郷どん 〇

直虎 ×

真田丸 〇

花燃ゆ ×

軍師官兵衛 〇

八重の桜 ×

平清盛 ×

江 〇

龍馬伝 〇

天地人 ×

篤姫 〇

風林火山 ×

功名が辻 ×

義経 ×

 

うーん。特に傾向はない。

 

そこで、個人的に、この中で好きなベスト3を選んでみた。

1位 篤姫 2位 龍馬伝 3位 西郷どん

 

共通点は幕末だということ。

 

幕末と言う時代は、敵が味方となり、味方が敵となる。

昨日まで正しかったことが間違いになり、間違っていたことが正しくなる時代だ。

そんな不条理な時代だからこそ、人間の本質が露(あら)わになる。

綺麗ごとだけでは済まされない時代ということである。

 

僕は、大河ドラマに家族愛や恋愛、夫婦愛と言ったホームドラマ的要素は、不要だと思っている。

そんなものを、大嫌いな仕事が始まる前日(日曜日)の夜に見たって、何も感じるものがない。

 

むしろ、この世は上手くいかない。人間はいざとなればどうなるか分からない。

切った張ったの世界がいつの世にもある。

そういう人間の性(さが)を物語の中に読み取るからこそ、カタルシスというか、物語に共感し、日曜日の夜に勇気をもらうのである。

 

ちなみに「それなら戦国時代ものでも良いのではないか」そんな意見が考えられる。これに対する僕の答えは「昔は良かった」である。

例えば渡部篤郎が演じた「信長」や竹中直人が演じた「秀吉」は、鬼気迫る人間ドラマの要素があった。

ところが最近の戦国大河は、ホームドラマ感が強い。

 

大河ドラマの製作費は5800万円が目安らしい。

250億円? NHK代表的な番組の製作費は?

まさにキングオブテレビドラマ。私たちの受信料を惜しげもなく使っている。

 

 それであれば、いだてんのような、オリンピックの浮かれ話ではなく、

日曜の夜に「人間とは何か」をとことん考えさせる、史実に基づいた物語を、日本一贅沢に作って欲しいものである。

序段 つれづれなるままに 

つれづれなるままにブログを書くことにした。

 

日ぐらしパソコンに向かって、心にうつりゆくよしなしごとを、

そこはことなく書き付くることにした。

 

ブログを始めるにあたって、

仕事を通して学んだハウツーとか、為になることを書こうと思った。

ところが、3テーマくらい書いて筆(キーボード)が止まった。

 

そもそも、自分は、怠け者で仕事が大嫌いだ。

本当に嫌いである。本当に。

できれば、何もしないで不労所得を得て、毎日ゴロゴロして暮らしたい。

本気でそう思ってる。本気で本気。

 

満員電車が大嫌いだ。営業が大嫌いだ。人に愛想を振りまくのが大嫌いだ。

そう思いながら、満員電車に乗り、営業職を10年以上やり、人に愛想を振りまいて生きている。こんなんじゃ自律神経も壊れるよ。

 

そんな私が、えらそーに仕事の能書きを並べたところで、

すぐ、行き詰まるに決まっている。

 

そんなとき、吉田兼好の事を思い出した。

 

彼の書いた『徒然草』は今に読み継がれている古典の名作である。

なぜ『徒然草』は700年以上を経て現代に読み継がれているのか。

その理由は分からないが、一つだけわかっていることがある。

それは『徒然草』が「随筆」だということだ。

 

随筆か・・・。

 

それなら、自分もブログで「随筆」を書いてみよう。

そしたら大当たりして、アドセンス収入を得て、不労所得が毎月入って、働かなくなって、吉田兼好みたいに、ひぐらし硯に向かえるかもしれない。

 

そんな根拠のない自信が沸いてきた。

 

吉田兼好は『徒然草』の序段をこの様に締めくくっている。

「あやしうこそ物狂ほしけれ」

 

そう・・・狂っている。これが随筆を書く唯一のコツかも知れない。

 

そういえば、マツコ会議で、マツコデラックスがこんなことを言っていた。

「ひとことでいうと狂っている。冷静な判断や客観視しすぎる目があり過ぎると、迷ってダメなんだよね」

 

吉田兼好と同じことを言っていると思った。

 

「あやしうこそ物狂ほしけれ!ロッケンロー!」

 

冷静さなんていらない。メタ認知(客観視)もいらない。

とにかく思っていることを、周りの事なんか一切気にせずに狂ったように書く。

これが随筆の極意であると。

 

吉田兼好は今風に言えば、ブロガーだったと思う。

本人は、他人に読んでもらおうとか、そんな気があったかは知らないが、

700年も文章が生き残っているなんて、奇跡だ。

 

と・・・ところでこの文章。どう締めくくればよいのだろう。

 

本日、平成の終わりに平成徒然草を始めることにした。

自分の狂ってる部分を書いていきます。